一般内科

一般内科

当院の医師は糖尿病、内分泌代謝疾患を専門としており、糖尿病のみならずメタボリックシンドローム、高血圧症、脂質異常症、高尿酸血症をはじめとした生活習慣病の治療を得意としております。また地域のかかりつけ医として、気管支喘息、片頭痛、貧血、不整脈、骨粗鬆症、認知症、花粉症・アレルゲン免疫療法など幅広い内科疾患にも対応しております。

各種エコー検査など幅広い検査が迅速に施行可能です。(詳細は当院でできる検査をご参照ください。)また栄共済病院との病診連携にて当院にてCT・MRIを予約し結果説明を受けていただくことが可能です。総合病院や大学病院でさらに詳しい検査や専門的な治療や入院治療が必要な患者様には、湘南鎌倉総合病院、横浜栄共済病院、大船中央病院、横浜市立大学附属病院など総合病院をご紹介させていただいておりますのでご安心ください。

呼吸器内科

気管支喘息

呼吸器内科

吸入ステロイド薬を中心に継続して治療していきます。
喘息発作は発作時のみならず、発作を予防するために発作がないときにも吸入薬をしっかり継続し、気道の炎症を抑えて発作をおこらないようにしていくことが重要です。
吸入薬には吸入ステロイド薬、吸入B₂刺激薬、抗コリン薬またそれらを混合した気管支拡張薬があります。
また薬物療法だけではなく、ダニやカビなどのアレルゲンを避ける工夫をする、禁煙をするなど喘息の症状悪化が起こらないよう環境を調整することも重要となります。

吸入ステロイド薬一覧(ICS)
ICS/LABA(長時間作用型β2刺激薬)/LAMA(長時間作用型抗コリン薬)
  • 商品名テリルジー
ICS/LABA
  • 商品名シムビコート
  • 商品名アドエア
  • 商品名レルベア
ICS
  • 商品名 アニュイティ
  • 商品名 パルミコート

肺気腫(COPD)

長期間の喫煙を背景とし肺に炎症がおこり、歩行時などに息切れや呼吸苦、慢性の長引く咳や痰がでる病気です。
喫煙を続けると症状は悪化し続けるため禁煙をすることが一番重要となります。
また治療としては抗コリン薬の吸入が第一選択となります。

循環器内科

不整脈

動機がする、脈が飛ぶような症状がある場合、まずは心電図検査を行います。また心電図検査に異常が検出されなくても頻繁に不整脈を感じる場合には24時間心電図を装着するホルター心電図検査にて精査を行います。

心房細動

循環器内科

心臓には心房という電気信号を定期的に送る場所がありますが、心房細動では心房が不規則かつ高頻度に興奮し不整脈をおこします。
これを放置すると心房内に血栓ができ脳梗塞の原因となるため、血をさらさらにする抗凝固薬を投与します。
また最近ではアブレーション治療という根治治療を行うこともありご希望の方は専門病院にご紹介をいたします。

消化器内科(胃腸や肝臓など)

逆流性食道炎

胃酸が食道に逆流することで胸やけの原因となります。また胸やけだけではなく長らく続く咳の原因にもなりえます。
胃薬:プロトンポンプインヒビター(商品名 ネキシウムなど)やH2受容体拮抗薬(商品名:ガスター)により加療します。

脂肪肝

脂肪細胞は炎症をおこす細胞であり、脂肪肝は将来的に肝硬変、肝細胞癌に発展するリスクとなることが知られています。
肥満症と合併することが多く、栄養指導における適正な食事療法や減量の指導を行っております。

機能性ディスペプシア

胃カメラなどの検査では異常がみつからないにもかかわらず慢性的な胃もたれやみぞおちあたりの痛みを指します。
生活習慣の改善やアコファイドというお薬が効果で症状の改善が認められることもあります。

過敏性腸症候群

大腸カメラなどの検査では異常がみつからないにも関わらず、下痢や便秘や腹痛などの症状がおこる病気の総称です。
症状にあわせて整腸剤、下痢型の方にはセロトニン3受容体拮抗薬(商品名:イリボー)や便秘型の方にはマグネシウム製剤やグアニル酸シクラーゼC受容体阻害薬(商品名:リンゼス)などで加療をします。

*内視鏡検査は対応しておりません。

その他の一般内科

頭痛

一般内科 頭痛

頭痛には筋緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛などさまざまな種類があります。患者様の症状にあわせて投薬を検討いたします。
片頭痛は片側におこり、こめかみのあたりに拍動性の痛みがある、日常動作で悪化するなどの特徴があります。頭痛の発作時に匂いや音が過敏に感じる、嘔気や嘔吐の症状がでることもあります。
片頭痛にはロキソニンやトリプタン製剤といった特効薬があります。ロキソニンを乱用すると薬剤誘発性の頭痛を起こすため、頭痛の発作が頻回な方には片頭痛の予防薬である降圧薬や抗てんかん薬を処方いたします。このような予防薬でも片頭痛が収まらない場合には月1回の皮下注射薬であるヒト化抗CGRPモノクローナル抗体製剤(商品名エムガルディ)を使用することもあります。従来の予防薬と比較し予防効果が高い反面費用が高額であるためご相談しながら使用いたします。

貧血

貧血があるとだるさや息切れの原因となることがあります。
貧血の原因で多いのは鉄分不足による鉄欠乏性貧血です。特に女性では月経に伴う出血があるため鉄欠乏性貧血をおこすことがあります。
また胃潰瘍などの消化管出血が貧血の原因となることがあります。鉄分の補充に加え、月経異常がある場合は産婦人科を受診するなど原因を検索することも重要です。

不眠症

従来の睡眠薬は依存性が問題視されていましたが、最近ではオレキシン受容体作動薬(商品名:デエビゴ)といった依存性のない睡眠薬もでてきており入眠を助けるだけではなく中途覚醒にも効果のあるお薬がでてきており症状にあわせて投薬をご相談させていただいております。

アレルギー科

花粉症

アレルゲン免疫療法
アレルギー科 花粉症

花粉症の治療には従来通りの薬物療法の他、昨今アレルゲン免疫療法が注目されています。

アレルゲン免疫療法が薬物療法と異なり、治癒が期待できる、薬物の量が減らせる、治療をやめた後も効果が持続する可能性、他のアレルゲンによる発作や発症を予防できる可能性、喘息の発症を予防できる可能性などのメリットがあります。

主な副反応は口腔内症状で軽度であることが多くアナフィラキシーなど重篤な副作用は少ないと言われています。

一方通院開始後1年間は月2回の通院が必要であること、その後も月1回の通院が必要となります。またβ阻害薬、妊婦、重症喘息合併、ステロイド使用例では治療適応外となっております。またアレルゲン免疫療法は一部の患者様で効果が認められないこともあります。

ご興味のある方はご相談ください。

禁煙外来

2021/06/22より禁煙外来の新規患者受け入れを停止しております。
現在、当院での禁煙外来にて使用している治療薬であるチャンピックス錠(ファイザー社)が出荷保留となり安定供給が難しくなりました。
ご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

禁煙外来

タバコの害に関しては発がん作用が有名です。肺がんの発症リスクは喫煙者と非喫煙者と比べて男性で4.5倍、女性で4.2倍に増えると言われています。また副流煙による影響として、喫煙男性の妻の肺がん死亡率は、非喫煙男性の妻より明らかに高く、夫の喫煙量と共に高くなることが知られました。これは非喫煙者男性の妻に比べ、1.3~1.5倍のリスクがあると言われています。つまり喫煙は本人だけでなく家族の健康も脅かします。

肺癌の他に咽喉頭、食道、胃、肝、すい臓、膀胱、子宮のがんが喫煙により多くなることは科学的に証明されています。がん以外にもCOPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)が挙げられ、呼吸機能を悪化させることはご存知の方も多いと思います。

また虚血性心疾患の発症リスクにおいて、喫煙者は非喫煙者と比べて男性で2.9倍、 女性で3.1倍に増えます。やはり喫煙本数が増えるとリスクも増えます。また肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症のうち3または4疾患を合併すると、なんと31.3倍の罹患率になる統計もありますので、このような基礎疾患をお持ちの方はより禁煙が重要となります。 当院ではチャンピックスという内服薬を用いた禁煙外来を行っています。禁煙をご検討の方はご相談ください。

禁煙治療を保険で受けることができる条件

禁煙治療を保険で受けることができる条件は、以下の5項目をすべて満たすことです。

  • 直ちに禁煙しようと考えていること ※誓約書をご記入していただきます
  • スクリーニングテスト(TDS)によりニコチン依存症と診断(TDS が5点以上)されること(下記※)
  • ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
  • 禁煙治療を受けることに文書で同意すること
  • 過去1年以内に保険を使った禁煙外来診療を受けていないこと

初回診察から2週間後、4週間後、8週間後、12週間後に診察を受けて頂きます

ニコチン依存症の診断テスト

項目
はい
1点
いいえ
0点
自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがありましたか。
禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか。
禁煙したり本数を減らそうとしたときに、たばこがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか。
禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか。
(イライラ、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加)
4でうかがった症状を消すために、またたばこを吸い始めることがありましたか。
重い病気にかかったときに、たばこはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか。
たばこのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。
たばこのために自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか。*欄外 注) を参照してください。
自分はたばこに依存していると感じることがありましたか。
たばこが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか。
合計

注) 禁煙や本数を減らした時に出現する離脱症状(いわゆる禁断症状)ではなく、喫煙することによって神経質になったり、不安や抑うつなどの症状が出現している状態。

当院でできる検査

検体検査

  • 血液検査一般(脂質検査、腎機能検査、肝機能検査、HbA1cなど)
    *血糖値、HbA1c値は迅速検査機器により診察時に結果をお伝えいたします
  • 糖負荷試験
  • 尿検査一般

画像検査

  • 胸部レントゲン検査

生理機能検査

生理機能検査
  • 超音波検査(頚動脈・甲状腺・心臓・腹部・下肢末梢動脈)
  • 心電図検査
  • ホルタ―心電図検査
  • ABI(足関節上腕血圧比)
  • PWV(脈波伝播速度)
  • 神経伝導速度
  • 呼吸機能検査
  • 体成分分析器(T-scan)
  • 骨密度測定
  • 睡眠時無呼吸症候群検査(テイジンのSASサポート体制によるご自宅での測定)

Takai internal medicine clinic高井内科クリニック

電話でお問い合わせ

0467-43-5556

問診票

診療時間 /
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14:50~18:30
  • 受付は診療開始30分前から診療終了30分前まで
  • 土曜の午後は17:00(受付16:30)まで
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診療科目
糖尿病内科
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一般内科(呼吸器・循環器・消化器など)
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JR大船駅笠間口より松竹通りを東へ200m徒歩2分。西友向かいになります。
駐車場
門前薬局提携無料駐車場あり